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COLORS☆黒子のバスケ

第31章 誠凛VS桐皇


控え室では皆が疲れからか寝てしまった。
すぐ起こすわけにもいかず、
私は適当に時間をつぶすことにした。

会場の外を歩いていると
青峰くんと遭遇した。

青峰「るりじゃねぇか。」

るり「あ、お疲れ。」

私の声はガラガラになっていた。

青峰「っぶ、お前声ガラガラじゃねぇか。まじ可愛くねぇ声。」

そんな私の声に青峰くんは笑いだした。

るり「え!?ほ、ほっといてよぉ!///」

青峰「るり。俺、お前に謝らなきゃいけねぇ。」

るり「え?」

青峰「昔はお前みたいな真っ直ぐな奴見るとワクワクしてた。でも、いつしか憂鬱になってたんだ。お前みたいな奴見るの。」

るり「・・・。」

青峰「だから、お前が赤司にお前の考えは"間違ってる"って否定されてる時もあえて何も言わなかった。悪かったな。」

るり「いや、それは…私が…間違ってたから…」

青峰「るり。お前は間違ってねぇよ。お前自身の経験はなくてもそれは"真理"だ。自分を信じろ。」

るり「…。」

私は思わずうつむいた。

青峰「るり。」

その呼び声と共に私の腕はひっぱられ、
視界は真っ暗になり、
身体は温かい体温につつまれた。








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