• テキストサイズ

COLORS☆黒子のバスケ

第29章 過去②~帝光中学~


赤司くんは私の髪を強く掴んだ。


るり「きゃっ」

思わず悲鳴をあげた。
そこからはスローモーションのように物事が見えた。



次の瞬間見えたのは
はさみで



そして髪を強く掴まれている感覚は



なくなった。



ふと下を見ると



地面に黒く長い髪が落ちた。


先程まで結っていた髪が
解かれるように軽くなった。


私は赤司くんを見た。
彼は笑っていた。


赤司「切ってしまえばいいんだよ?そうすれば誰も君の長い綺麗な髪も見れないし、触れない。」



私は恐怖で
動くことが出来ず、不適に笑う彼の顔を
見つめることしかできなかった。




/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp