第4章 すれ違い。
~教室~
火神「ってな感じで話してた。」
黒子「黄瀬くんがすごくソワソワしてました。やっぱり何か…」
るり「わぁ!なんもないよぉ!緑間くん私の事覚えててくれたんだ…」
黒子「え?だって緑間くんは…」
るり「え?」
黒子「いえ、なんでもないです。」
黒子くんはなんだかクスっと小さく笑った。
火神「まぁ、なんにせよ、次は予選決勝リーグだ!」
るり「そっか!がんばってね!」
火神「おう!」
黒子「はい。」
テストが終わり、予選決勝リーグ前のある日。
一通のメールが来た。
"ピリリリ"
るり(ん?誰だろう。)
差出人:さつきちゃん
件名:久しぶり☆
本文:
今日テツくんに会ったよ!
誠凛バスケ部のメンバーにも☆
暇だったら、少し話さない?
青峰くんも一緒に。
ーENDー
るり(うわぁ、また懐かしい人から…)
特に用事もなかったので
私は桃井さつきちゃんと青峰くんに会いに行く事にした。