第26章 オーラを磨け!?
黒子くんはおもむろにドリブルをし始めた。
そして、どこかから持ってきたゴールに向かってシュートした。
見事にはずした。
会場中がシーンとなった。
藤巻「あ…えっと。緊張しちゃったかなぁ?実は黒子くんはあの帝光中バスケ部のレギュラーだったそうです!」
再び会場がざわついた。
黒子くんは再びシュートを打った。
また見事にはずれた。
黒子「…藤巻さん。」
藤巻「ん?どうした?」
黒子「はずしました!」
黒子くんは何故かドヤ顔で言った。
藤巻「お。おう!ゴールが逃げちゃったな!」
黒子「はい!」
そのやり取りに会場中が笑い声で溢れた。
その後、いつもの天然な黒子くんと
またもや天然な藤巻さんのやりとりが続き、
コントを見ているようで面白かった。
それから、体験は全て終わり、着替えをすませて
最初の教室へと戻った。