第26章 オーラを磨け!?
るり「黒子くん自身は存在感薄いと困らないの?」
黒子「そうですね…慣れました。」
るり「えぇ!?慣れていいものなんだろうか…。」
黒子「でも、もうちょっと存在感あったらなって思うことはあります。」
るり「…じゃぁ!どうにかしよう!一緒に考えるから!」
黒子「…はい。」
黒子くんは静かに笑った。
るり「…とりあえず、黄瀬くんに聞いてみようか。」
黒子「はい。」
そうして、私は黄瀬くんに電話してみた。
呼び出し音がなる。
しばらくすると黄瀬くんが電話に出た。
黄瀬「もしもしー?るりっちどうしたの?」
るり「あ、黄瀬くん?急に電話ごめんね。今大丈夫?」
黄瀬「うん、大丈夫っスよ!何スか?」
るり「実は…」
私は先ほどの経緯を簡単に説明して聞いてみた。
黄瀬「うーん…。」
るり「やっぱり無理かな?」
黄瀬「…。あ!」
るり「お?」
黄瀬「そう言えば、この間番組の企画でアイドルの専門学校に行ったっス!そこの子達はみんなオーラすごかったっスよ!」
るり「おぉ!」
黄瀬「体験入学とかしてるみたいなんで休みの日に行ってみたらどうスか?」
るり「なるほど!ちょっと黒子くんに言ってみるね!ありがとう!」
黄瀬「どういたしまして!じゃ!またねぇー!」
私は電話を切って黒子くんの方を向いた。
るり「黒子くん!アイドルになろう!」
黒子「…え?」