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COLORS☆黒子のバスケ

第3章 曇り空。



黄瀬くんが居た。

黄瀬「もぉ、いきなり帰るなんて…。」

黄瀬くんは走ってきたのかちょっと息を切らしていた。

るり「あ、ごめん…。」

黄瀬「やっぱり、見たくないっスか?」

るり「なんか、怖くて…。」

黄瀬「怖い?」

るり「いや…なんでもないよ…。」

黄瀬「…俺、昔るりっちが言ってた事今になってわかったっス」

るり「?」

黄瀬「昔、るりっちが"負けて得るものもある""仲間に頼ることも大切"って言ってたじゃないスか」

るり「…。」

黄瀬「あれ、この間黒子っち達に負けてわかったんスよ。今更なんスけどね。」

るり「でも、あれは間違いって証明されたでしょ…?私は間違ってた。勝ちこそ全て。仲間に頼るのは…」

黄瀬「…るりっち…」

るり「私は間違ってたんだよ。私の考えは…」

黄瀬「るりっち、なんか変わったっスね。」

るり「!?…黄瀬くんが変わったんだよ…。」

黄瀬くんは掴んでいた私の腕を放した。

黄瀬「るりっち、俺、この間言ったの本気なんっスよ」

黄瀬くんは私との距離をつめてきた。

るり(ん…なんかもの凄く近い…。)

私は後ろに下がった。

が、

そこには…
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