第22章 モデルの特権!?
るり「そろそろ帰る?」
黄瀬「そうっスね。明日も学校だし。」
そう言ってゲームをセーブしてテレビの画面を切った。
るり「本当にありがとうね!楽しかった!」
黄瀬「るりっちが喜んでくれてよかったっス!また一緒にしようね」
黄瀬くんは荷物を持って立ち上がった。
るり「あ!私、途中まで送るよ!」
黄瀬「本当っスか?嬉しいっス!」
そうして、私達は外に出て歩きはじめた。
るり「にしても…寒い時期になったね!手が一気に冷たくなったよぉ!」
黄瀬「そうっスね。…あ!手、貸して!」
そう言って黄瀬くんは私の手を握った。
るり「え?////」
そして、その握った手をそのままポケットへと入れた。
るり「あの…これは?///」
黄瀬「え?こうしたら暖かいからしたっス!」
るり「そっか…///」
なんだか手を繋ぐのはドキドキした。
黄瀬くんのポケットの中で繋がれた手を
なんだかとても熱くなっていた。