第22章 モデルの特権!?
私はコントローラーを一つ黄瀬くんに渡した。
黄瀬「んで?これってどんなゲームなんスか?」
るり「えと…ホラー系TPS…かな?」
黄瀬「…てぃぴぃえす?」
黄瀬くんはわからないという顔をしていた。
るり「えっと…三人称視点シューティングゲームってやつで、操作するキャラの後ろからの視点で進んでいくシューティングゲーム。」
黄瀬「…な、なるほど…。とりあえず!ホラーって事は怖いんスね!」
るり「うん!ゾンビとかいっぱい出てくる!」
黄瀬「…な、なるほど!」
ゲームの画面が機動し、
オープニングムービーが流れはじめた。
黄瀬「え!?なんか怖そうっスね!?」
るり「うん!結構怖いよ!びっくりする所から敵飛び出てくるしね!あ!どうせだから部屋暗くしようか!」
私は部屋のカーテンを閉めて電気を消した。
外が晴れてるから完璧には暗くならなかったけど
雰囲気は出た…かな?
黄瀬「…るりっちノリノリっスね。なんか俺怖いんスけど…」
るり「大丈夫だよ!黄瀬くんゲーム得意?」
黄瀬「んー…まぁ!人並みには出来ると思うっス!」
そう言って黄瀬くんはヘラっと笑った。