第22章 モデルの特権!?
そんなこんなで黄瀬くんが未発売の新作ゲームを持ってきてくれる事になったので、私はすぐに部屋の掃除をはじめた。
新しいゲームってどんなのかなぁ♪
なんだか、もの凄くワクワクしていた。
電話から1時間ぐらいたった頃だった。
"ピンポーン"
家のインターホンが鳴った。
るり「はーい!」
私はすぐに玄関に向かった。
ドアをあけると黄瀬くんが居た。
黄瀬「るりっちぃ!おつかれっス!」
るり「あ!おつかれぇ!」
そうして私は黄瀬くんと部屋に向かった。
るり「新作ゲームって何?どんなの?」
私はワクワクしながら黄瀬くんを見た。
黄瀬「あ、これっス!俺やった事ないからわかんないんスけど、人気らしいね。」
そう言って黄瀬くんは私にゲームのソフトを差し出した。
るり「うっわぁぁぁぁ!!!!!」
思わず叫んでしまった。
黄瀬「え!?何スか!?」
るり「こ、これ!めっちゃ好きなやつなの!わぁ!すごい!めっちゃ楽しみにしてたんだぁ♪」
黄瀬「えぇ!?そんな嬉しそうな顔はじめて見たっスけど!?…まぁ、喜んでくれてよかったっス!」
そう言って黄瀬くんはヘラっと笑った。
るり「わぁ!黄瀬くん!ありがとう!」
私は興奮のあまり黄瀬くんに抱きついた。
黄瀬「えぇ!?…あのるりっち?///」
るり「…っは!ごめん!つい興奮してしまって。」
黄瀬「いや!嬉しかったからいいっス!ほら!ゲームやろう!」
私はパッケージを開けて、ソフトをゲームのなかに入れた。