第20章 バレンタインのキセキ!?後編
紫原「誰か知らないけど、ナイスだしー…頭がふらふら…するー。」
"バタン"
紫原くんは倒れてしまった。
るり「わぁ!?大丈夫!?」
赤司「…軽い脳震盪だろ。ちょっと端で寝せとけ。」
るり「う、うん。」
私は赤司くんに言われるがまま、紫原くんを引きずって端まで連れて行った。
途中で床が抜けないか心配だったが、大丈夫だった。
るり「…なんか今日は気が抜けないなぁ。」
そんなこんなで皆それぞれ練習をはじめた。
私は緑間くんのシュート練習に付き合っていた。
緑間くんがロボットのようなカクカクの動きをしながらこちらに来た。
緑間「お、お、おい!神谷!!!」
るり「ん?どうしたの?今シュート20本目だよ!」
緑間「違う。そ、そ、その…////」
るり「ん?」
緑間「ちょ、」
るり「ちょ?」
緑間「ちょ、ちょ、ちょ…」
緑間「ちょこれぃ」
赤司「おーい、るり!」
緑間「ちょ、ちょりーっす!」
そう言って緑間くんはユッキーナにも負けないぐらい素敵なペコちゃん顔でチョリーッスをした。