第14章 WC予選
私は黒子くんと一緒に2号を探していた。
るり「うーん…見つからないねぇ」
黒子「はい。あっちに居る気がします。」
そういって黒子くんはふらっと駐輪場のほうへ向かった。
るり「え?ちょっと待って!」
私は慌てて着いていった。
ドアを開けたそこには。
なにやら見慣れたカラフルな頭の集団がいた。
その中心には…2号!
黒子「すいません、その犬ウチのです。」
桃井「テツくぅぅぅん!!!!とるりちゃんだ!」
黄瀬「え!?黒子っちとるりっち!?」
緑間「何!?神谷だと?」
そうしてさつきちゃんは黒子くんが抱っこした2号と黒子くんを見比べて…
何故か失神した。
るり「うわぁ!?さつきちゃん!?」
黄瀬「も、桃っちぃ!」
高尾「おーい、緑間…って!ん?」
黒子「きゅ、救急車呼びましょう!」
緑間「そういうこっちゃないのだよ!」
なんだかカオスな状態になっていた。
高尾「え?何どういう状況なわけ?これ」
そう言って高尾くんは私の隣に来て私の肩を抱いた。
るり「わぁ!?びっくりしたぁ!」
緑間「おい!ドサクサに紛れて肩を抱くなぁ!高尾!」
高尾「えぇ?別にいいじゃぁーん!何?真ちゃん焼きもちぃ?」
そう言っていつものように高尾くんは緑間くんをからかった。