第14章 WC予選

緊張の面持ちで木吉先輩がボールを放った。

ボールはゴールリングにぶつかり跳ね返った。

｢リバウンドォォォ!!!!｣

ボールを火神くんが取り、ダンクモーションへ、
そしてソレを阻止する緑間くん。
どっちが勝つ！？

"ビー！！！試合終了(タイムアップ！)"

るり｢同点！？こういう場合は…｣

リコ｢今回は試合時間短縮とかで延長戦はない…つまり｣

『両者互角！引き分けだぁぁ！！！』

会場がおおいに盛り上がった。
そうして、会場に拍手が巻き起こった。

こうして、誠凛VS秀徳の二度目の激突は幕を下ろした。

残りは誠凛VS霧崎第一戦。
あの無冠の五将『悪童』花宮真の居る学校。

『次も勝つぞぉ！おう！』

次の勝利に向かって控え室で気合を入れた。

小金井｢あ、あとさ…｣

日向｢ん？なんだ？｣

小金井｢実は、今日2号連れてきちゃった！テヘ！｣

日向｢いやテヘ！じゃねぇよ！？｣

小金井｢ちゃんと控え室に隠してたんだけど、居なくなっちゃった！｣

木吉｢散歩だろ。｣

伊月｢犬が去ぬ！(犬がいぬ)｣

日向｢うっせぇ、てめぇら黙ってろ！とりあえず探すぞ！｣

そうして2号の捜索がはじまった。