第2章 新たな光。
黄瀬「るりっち、もうケガは大丈夫っスか?」
るり「うん、けど、長時間は無理かな」
黄瀬「了解っス」
私は元々、中学一年の時は女子バスケ部に所属していた。
中学一年ながら才能がすぐに開花し、一気にレギュラーまでのし上がった。
が、二年に上がってすぐの事。
私は事故に巻き込まれた。
結果、バスケが出来ない体になった。
今は長時間は出来ないがある程度は出来るまで回復したが、当時バスケットプレイヤーでいるのは、不可能であった。
私はバスケ部をやめた。
そんな私を"ある人"が見出だしてくれて私は男子バスケ部のマネージャーになったのだった。
~公園~
1on1の結果は当然ながら黄瀬くんの勝ち。
手加減してくれてたようだった。
るり「やっぱり、黄瀬くん上手になったねー」
黄瀬「本当っスか?嬉しいっス!!」
るり「そういえば、火神くんってどうなの?」
黄瀬「火神?…あぁ、大したことなかったっス」
るり「そっかぁ」
るり「試合、頑張ってね」
黄瀬「ありがとう、けど、それ本当に本心っスか?」
るり「どうだろうねぇ」
黄瀬「ハハハ、けど、黒子っちには負けねぇっス」
るり「そっか」
黄瀬「るりっち、この試合、俺が勝ったら…」
るり「ん?」
黄瀬「るりっち、うちに来てマネージャーしねぇっスか?」
るり「!!??」