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COLORS☆黒子のバスケ

第2章 新たな光。


黄瀬「るりっちが居ればもっと強くなれる気がするし、監督や学校も俺が説得するから」

るり「…」

黄瀬「だから…どうっスかね?」

るり「…ごめん、私には…もう…出来ない…」

何故だか涙が出た。

私は

バスケに関わるのが

『キセキの世代』に関わるのが

すごく怖くなっていた。


黄瀬「…そうっスよね。悪かったっス。」

その後、お互い何も話さず
家に帰った。

黒子くんと火神くんが『キセキの世代』に勝つことはきっと無理だろう。

けど、もし勝てたら…
何かが大きく変わるような気がした。



『勝つ』事が絶対。
『負け』などあり得ない。

それが絶対理念。

仲間になど頼るバスケは
弱さの現れである。

負けて得るものなど


何もない。




私はそう教えられた。



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