第13章 お菓子王子とお姫様♪
そうして駄菓子屋さんに到着し、
各々買いたいお菓子を買った。
るり「うわぁ!紫原くん、買いすぎだよ!!」
紫原くんはおっきな紙袋いっぱいに駄菓子を買っていた。
しかし、紫原くんが大きいだけあっておっきな紙袋が少し小さく見えた。
紫原「うん、食べたいやつとねぇ、室ちんのお土産買ったらいっぱいになった!」
そう言いながら既に紫原くんはお菓子を食べはじめていた。
るり「こら!ちゃんと座って食べなさいっ!あそこの公園行こう?」
紫原「ぶー!わかったぁ!座る!!」
そうして、私と紫原くんは公園の椅子に座りお菓子を食べた。
紫原「あー!ナニソレ!!美味しそぉ!」
紫原くんは、私の食べていたお菓子を指さして言った。
るり「ん?食べる?」
私は紫原くんに差し出した。
紫原「わぁ!ありがとぉ!はっ!」
紫原くんは何かを思い出したように
受け取ろうとした手を引っ込めた。
るり「どうしたの?」
紫原「ねぇ、るりちん、あそこの壁の所に立って!!」
るり「わかった」
私は言われるままに壁の所に立った。