第13章 お菓子王子とお姫様♪
そうして、私は紫原くんと
クレープ屋さんにアイス屋さんにケーキ屋さんに…
いろんなお店でお菓子を食べた。
紫原くんは相変わらずの天然っぷりだった。
男の子とデートというより、
女の子と一緒に遊んでるようで楽しかった。
るり「こんなに甘いもの食べたの久々ぁー!なんか幸せだねぇ」
紫原「うん!幸せぇー♪今度室ちんも誘ってみよーっと♪」
るり「あぁ、大人数の方が楽しいもんね」
そう私が言うと、紫原くんは首をかしげた。
るり「ん?何か変な事言った?」
紫原「ううん、るりちんは俺と二人よりみんなとの方が楽しかった?」
そう言って少し寂しそうな顔をした。
るり「えぇ!?そんな事ないよ!!紫原くんと二人でもすっごい楽しいよ!!」
そういうと紫原くんは再び笑顔になった。
紫原「よかったぁ♪ねぇ、次は駄菓子屋さん行こぉ?」
るり「うん!行こう♪」
そうして私たちは駄菓子屋さんへ向かった。