第2章 新たな光。
黄瀬「いやー、なんだか久しぶりっスね!誠凛にるりっち居る事思い出したんで待ってたんっス!」
るり「うん。てか、あんな所で待たずにメールでもしてくれればよかったのにー!」
黄瀬「いやー、それも考えたんスけど、やっぱりサプライズ的な事したほうがるりっち喜ぶかなって♪」
黄瀬くんはニィっと歯を出して笑った。
るり「んー。嬉しいけど、明日黄瀬くんのファンから刺されそうで怖いよぉー」
黄瀬「ハハハ!そりゃすまねぇっス!」
るり「はぁ…」
黄瀬「そういえば、さっき黒子っちに会って来たっス!」
るり「うん。知ってるよ」
黄瀬「え?」
黄瀬くんはなんだか不思議そうな顔をした。
るり「学校中でモデルの人が体育館に居るって騒いでたもん。黄瀬くんかなぁって思って体育館行った。」
黄瀬「ハハハ!見てたんスかぁ、るりっちも混ざってくれれば良かったのに!」
るり「やだよぉ。てか、また上手になったんだね。」
黄瀬「まだまだこれからっスよ。」
るり「何しに行ったの?」
黄瀬「今度、黒子っちの所と試合するんスよ」
るり「!?」
黄瀬「勝ったら黒子っち貰おうと思って♪」
るり「黒子くん、嫌がったでしょ」
黄瀬「え!?なんでわかるんスか!?」
るり「だって、最近黒子くん、すごく嬉しそうだったから」
黄瀬「そうすか…。」
黄瀬くんはなんだか寂しそうに笑った。