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COLORS☆黒子のバスケ

第11章 雨。


黒子「神谷さん。」

るり「ん?なに?」

黒子「ずっと聞きたいと思っていたのですが…。」

るり「ん?」

黒子「僕がいなくなった後、何があったんですか?」

るり「…!!!」

黒子「皆、神谷さんに会うと、神谷さんの短くなった髪の事と"あの時"の事とおっしゃいます。教えてくれませんか?」

るり「…。うん。そうだね。」

ふぅっと私は深呼吸をして話はじめた。

るり「黒子くんがやめたあと…」

"ピカッ!ドドーン!"

るり「うわぁぁぁぁぁ!?」

近くで雷が鳴った。
私はびっくりしてベットから降りて
黒子くんにしがみついた。

黒子「え?神谷さん大丈夫ですか?」

るり「ご、ごめん!私雷苦手で…。」

黒子「よしよし、大丈夫ですよ。」

そう言って黒子くんは私を抱きしめて
頭をよしよししてくれた。

黒子くんはやっぱり男の子で思った以上に体ががっしりしていた。

るり「うぅ…。ありがとう。」

黒子「いえ、雷、怖いですもんね。」

その後も何度も雷が鳴った。

私は黒子くんに抱きついたままだった。
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