第11章 雨。
るり「と、とりあえず!お腹すいたね!何か食べようか!」
黒子「はい。」
私と黒子くんは台所に向かった。
るり「んー…なんもないねぇ。作ろうか。」
黒子「はい。」
冷蔵庫にはすぐに食べれそうなものはなく、
一緒にオムライス作る事にした。
男の子と一緒に家で二人っきりでご飯を作るのは初めてで、兄弟が居たらこんな感じなのかなぁっと思って勝手に楽しくなっていた。
黒子「完成しましたね!」
るり「できたぁ!よし!食べよぉ!」
そうして私達は完成したオムライスを食べた。
黒子「なんだか、こういうのって楽しいですね。」
るり「そうだね!」
黒子「なんだか…恋人同士みたいです。」
黒子くんが小さく笑った。
るり「う。恋人同士か…なんか照れるね!」
黒子「はい。」
そうして、後片付けをした後、
私達は部屋に戻った。
そうして、一緒にゲームをしたりしていると
あっという間に時間は過ぎていった。
黒子「そろそろ寝ましょう。」
るり「あ、そうだね。」
私はベット、黒子くんは下にひいた布団に寝ることになった。
るり「じゃ、電気消すよー」
黒子「はい。」
そうして電気を消した。
シーンとした中に
激しい雨音だけが響き渡った。