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時の贈り物*[幽遊白書]*
第2章 すれ違い
麻弥「最近の失踪の原因って、何かな?」
「さぁ……」
私が素っ気なく返事をすると、麻弥は少しムスッとしながら私に言う。
麻弥「もぅ~ちゃんと答えてよ~。時音巫女さんなんだから何かわかるんじゃない?」
そう、私の家は大きな稲荷神社。
元々緋神子一族の私としては、巫女と言われるのは不自然なことではない。
だけど、私にはもう一つの姿がある。
"陰陽師・土御門時音"
それが私のもう一つの姿。
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