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時の贈り物*[幽遊白書]*

第36章 安息





あれから3日経った。まだ幽助は眠ったまま。でも霊気は戻ってきている。そろそろ目を覚ます頃だろう。

今は灯夜と和真君の家へ向かっている途中。蔵馬は直接学校から行くと言っていた。

「そういえば灯夜、あれから飛影は?また家に来るからとか言ってたけど…」

灯夜「来たよ。次の日にね」

「……その、飛影とはどういう」

灯夜「僕、魔界で何度か飛影に会ってたんだ。初めて会った時は、怪我をしてたの。気を失ってたから、放っておいたら他の妖怪に殺られるかもしれないでしょ。心配だったから手当てしたの。
それからかな、何かある度に僕の元へ来るようになったのは…。手当てしろってね。
飛影といる内にどんどん飛影の事が好きなっていったのに気づいて…。飛影も僕に心を許してくれるようになってから、自分の事を話してくれるようになったんだ」

飛影の事を語る灯夜はとても可愛かった。恋する乙女だなぁ…と、ずっと彼女を眺めていた。











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