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時の贈り物*[幽遊白書]*

第36章 安息


「あのね、螢子ちゃん。今回の事は誰にも言わないでね!!一応極秘任務だったから」

螢子「わかりました。幽助はダメなやつですけど、これからもよろしくお願いします」

「いえいえそんな…」

何とか切り抜けた…。ここで今本当の意味で安心した気がする。

螢子ちゃんは時間がもう遅いので先に帰っていった。状況が状況だったので、螢子ちゃんは静流さんが送って行ってくれた。

お詫びの品を用意しとかなきゃ。螢子ちゃんにも…。

「取り敢えずこれで一件落着…よね?」

ぼたん「うん。慌ただしい一日だったよ…」

ほっ…一息をつく。
すると、ガラリと窓が開く音がしたのでそちらの方へ目を向けた。窓は飛影が開けたようだ。

蔵馬「飛影、もう帰るんですか?」

飛影「四聖獣は倒した。もうここに用はない」

そう言ってから出ていってしまった。

「灯夜、いいの?」

灯夜「うん。どうせまた家に来るから」

「…え?」

灯夜の言っている事はよくわからなかったけど、幸せそうな彼女の顔を見て、私はこれ以上何も言えなかった。

ぼたん「さて、あたしもそろそろ霊界に戻ろうかねぇ」

灯夜「僕もそろそろ帰らないと」

蔵馬「そうですね。桑原君も、今日はお疲れ様。幽助の事、暫く頼むよ」

桑原「おう!任せとけ。オフクロさんにはオレから上手く言っとくぜ」

「ありがとう。じゃあ、帰ろっか」









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