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時の贈り物*[幽遊白書]*

第35章 予感的中





取り敢えず、保育園にいる魔回虫の駆除は終わった。
私と日和で合計15匹もの魔回虫がうろついていた為、念のため保育園に結界を張っておいた。

これで暫く大丈夫だろう。

ため息を一つ溢すと、ピピピとコンパクトが音を鳴らした。

ぼたん〈こちらぼたん。大変だよ!今パトロールしてたらね、幼稚園の周りに沢山の魔回虫を見つけたのよ〉

「え!?こっちは保育園よ。日和に園内を頼んで、私は周りの駆除に回ったんだけど、合計15匹の魔回虫がいたわ」

ぼたん〈そ、そんなに!?〉

「魔回虫が凄いスピードで増えていってる可能性があるかも…」

ぼたん〈じゃあ、今から幽助に連絡して、早く虫笛を破壊するように伝えるよ!〉

「えぇ、お願い」

通話が切れ、コンパクトをポケットになおす。

どんどん状況が酷くなってる。このままじゃ大混乱になりかねない。

どうか皆、早く虫笛を壊して…。










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