第30章 二匹の守護霊
昼休みになり、私と灯夜はラウンジへ移動した。
今日は時間が無かったから、購買でサンドイッチを頼んだ。
灯夜はというと、今日はボーッとしてることが多い。
やっぱり飛影が関係してるんだわ…
「ねェ灯夜。やっぱり今日ずっと変よ?
もしかして…飛影と知り合いなの?」
灯夜「え…いや、違うの。ホント…違うの、大丈夫…」
「って言ってるわりには、全然大丈夫そうに見えないけど…」
灯夜「………………。」
「……いいよ。あなたが話したくないのなら、無理に聞こうとはしないわ。
あなたから話してくれるのを待つ。
けど、ホントに困ったことがあったらちゃんと私に言って」
灯夜「………ゴメンね、なんか。ありがとう」
「うん」