第30章 二匹の守護霊
燈「現在姫君がクリアしている条件は第二段階
もうそろそろ第三段階をクリアすることになります
ただし澄が目覚めるとなれば、妖力の急な倍増により、姫君の体調がすぐれない日が続くでしょう
ですから、できる限り蔵馬様が姫君についていてほしいのです
あっしは澄の覚醒にやる事がありますので」
「………わかった」
燈「それから…」
「?」
燈「明後日の日曜日の夕方、幻海様のお寺をお訪ね下さい」
「幻海…!?まさか幻海って、あの有名な霊能力者の!?」
燈「えぇ。理由は行けばわかりやすよ」
あの霊光波動拳の使い手と有名な霊能力者、幻海。
一体、何の関係が…