第22章 初の指令
**from 霊界**
霊界に着いた私とぼたんは、コエンマ様の元へと駆け付けた。
丁度その時、霊界の部下の鬼が、盗んだ妖怪の資料内容をコエンマ様に伝えていた。
鬼「コエンマ様、三人の資料が届きました」
コエンマ「ん。早速始めろ」
その声と同時に、モニターから一人ずつ顔が流され説明を開始する。
【蔵馬。前科なし。神出鬼没でいくつもの顔をもつ。
飛影。同じく前科なし。正体不明、目的の為なら手段を選ばない非常な性格。
剛鬼。前科十二犯。魂を喰らう恐ろしい怪力の持ち主。今まで十数の追跡者を殺している。
以上です】
コエンマ「やはりコイツらだったか……」
ぼたん「どういうおつもりですか!!」
私はぼたんと一緒にコエンマ様の部屋へ入っていく。
コエンマ「やはり来たか」