[黒子のバスケ]非日常な生活は今日もやってきたようです
第1章 *非日常は突然やってくる 【赤司+@】
「あの、赤司君…」
私が話かけようとしたその時、後ろから誰かが跳びついてきた。
「……!! 小太郎ちゃん!?」
「あったり~♪」
そう、後ろから抱きついてきたのは私の友達で部活面子の一
人“葉山 小太郎〟だ。
小太郎ちゃんは小・中学校の時から友達で言わば幼馴染である。
まさか高校まで一緒になるなんて思いもよらなかったけど、
またこうして話すことも出来て嬉しいし、部活の縁の中にも
入れたのも小太郎ちゃんが居てくれたからこうして楽しく部
活が出来ているので、本当に感謝している。
だけど、少し困ることがあって、小太郎ちゃんは凄いスキン
シップが多く、私と居る時は大体抱きついてくる事だ。
だから、小太郎ちゃんが抱きついて来るたび赤司君に黒い
オーラを放ちながら睨んで来るので本当に止めて欲しいのだ
が、私が注意すると 「全然大丈夫! オレ達幼馴染じゃ
ん!」 いやいや、そういう問題じゃないんだけど……。
小太郎ちゃんは大丈夫かもしれないけど私が赤司君に怒られるんだよ……?
前なんかずっと部屋に閉じ込められていたし。
*