• テキストサイズ

触れてみたかったから(うたプリ)

第1章 1


少なくとも一人は必要がないが、とにかく受け取った。

「3万円のお預かりね」

さっと代金を受け取り、カルトンにお釣りを戻し、神宮寺氏の前に差し出した。

「お釣りはいらないよ」
「困ります」
「レディへのチップだよ」
「違算になって商店街への報告が面倒なのでお釣りは絶対です」
「お堅いねぇ、レディは」

神宮寺氏は楽しそうに笑う。

「あのねぇ…」
「良い事を思いついたよ。余語さん!」
「突然店長呼んでどうするつもりなんですか」
「まぁまぁ、レディ。おとなしくしてて」
/ 44ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp