Fake Lovers 【ヒロアカ 相澤 R18】
第2章 ショータイム♡
「ふう、お疲れ様! いやぁ、初日からずっと指名取りっぱなしなんて凄すぎるよ、ちゃん!期待の新人だね!」
ボーイがパチパチと拍手しながら嬉しそうに声をかけてくる。
「この調子でガンガンあの客から小遣い巻き上げて、お店のトップを狙っちゃってよ!」
「あはは……ありがとうございます……」
は引きつった笑顔で返すのがやっとだった。(巻き上げるどころか、あのお金、警察の極秘潜入捜査の予算と相澤の自腹からすごい勢いで消えていくんですけど……!)と心の中で大号泣しながら見送る。
「あ、そうだちゃん」
ボーイがふと思い出したように真面目な顔に戻った。
「本当は入店初日にもっと色々説明しなきゃいけないことあったんだけど、バタバタしちゃってまだできてないからさ〜、この後、少しだけ残れる?」
「えっ、はい……わかりました」
うなずくとボーイに案内されるまま、先ほどまで見つめていた奥のVIPルームとは別の、スタッフ用の小さな小部屋へと連れ込まれてしまった。
◇
椅子に腰掛けたボーイは、申し訳なさそうに頭をかく。
「ええと、君の面接時のシートを確認したんだけど……。確か、推しに貢ぎすぎて借金ができて、お金に困ってこの店に来たんだよね?」
「えっ、あ、はい……! (そういう設定だったっけ……!)」
慌てて話を合わせ、は必死にこくこくと頷いた。
「借金は大変だよね〜! だから、ここではただお酒を注ぐだけじゃなくて、しっかり色々あるオプションで稼いでもらいたいわけよ!」
ボーイは指を折りながら、システムの説明を始めた。