Fake Lovers 【ヒロアカ 相澤 R18】
第2章 ショータイム♡
残されたのは、妖しい光とムードに包まれた空間と隣でじっと自分を見上げている相澤。
(どうしよう……! どうすればいいの!? なんの経験もないのに、あんなエッチなご奉仕なんて……!)
頭の中が真っ白になり、パニックになりかける。
しかし、ふと脳裏に警察からの強い要請と捜査の目的が浮かんだ。
ここで怪しまれて捜査を台無しにするわけにはいかない。
(ダメよ、しっかりして私……! これは仕事……プロヒーローとしての任務なんだから! しっかりやり遂げなきゃ……!)
妙なスイッチが入ってしまったは、グラグラと揺れる謎の使命感に駆られぎこちない動作で意を決した。
「……失礼、します……っ」
「ん……? おい、——」
制止しようとする相澤の言葉を聞く前に、は思い切って相澤の太もものの上に跨がった。
「っ……!」
ハイレグカットの隙間から覗く太ももが相澤の膝に密着し、豊かな胸元が相澤の目と鼻の先に迫る。
バニー耳をへたんと揺らし恥ずかしさで顔を真っ赤に熟させながらも、は上から相澤をじっと見下ろした。
普段のキリッとしたヒーローの面影はどこへやら、潤んだ瞳で必死にご奉仕しようと背伸びしている様子は、あまりにも無防備で刺激的だった。
相澤は一瞬だけ息を呑み、黒い瞳をわずかに大きく見開いたがすぐにいつもの意地悪く余裕たっぷりな表情へと戻した。
「……へえ」
相澤の大きな手が、そっとの細い腰の後ろに回り、逃げられないように軽く引き寄せる。
「なにしてくれるのかな? ……バニーちゃんは」
低く掠れた声で耳元に囁かれ、楽しそうに口元を歪める相澤。
その余裕に、は心臓が口から飛び出しそうなほど跳ね上がる。
「あ、あの……その……っ!」
「周りの子たちは、もっと身体を擦り寄せて甘い声を出してるぞ。ほら、俺にご奉仕するんだろ?」
「う、意地悪言わないでください……! 私だって、これでも一生懸命やってるんですから……っ」
真っ赤な顔で抗議しながらも必死に相澤の肩に両手をまわし、身体をぎゅっと密着させる。
その初々しすぎる「ご奉仕」に、相澤は喉の奥でくっくと低く笑いを漏らした。