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③呪術廻戦〜脹相と恋人と絡み〜

第8章 脹相のやりたい方法で


「研究に協力するのは構わない。だが、お互いが本当に納得していることが大切だ。検体の採取するためにが無理をする必要はない」

「うん。ありがとう」

脹相はほっとしたように微笑んだ。

「……それに、試すなら、どうすれば安全に検体を採取できるのか、家入にも確認しておこう。きちんとした方法で行いたい」

「そうだね。私も詳しく聞いてみる!」

私が笑うと、脹相は握っていた手を優しく撫でた。

「それまでは、二人でゆっくり過ごせばいい」

「うん」

私は彼の肩に寄りかかった。

研究のために用意した小さな包装。

けれど、それをきっかけに、いつもより少し照れくさい空気が二人の間に流れていた。

「……大丈夫?ごめんね?」

「謝らなくていい」

脹相は私の手を握り直した。

「むしろ……嬉しいんだ」

「え?」

「お前が俺の気持ちを尊重してくれることがな」

彼は少し照れくさそうに視線を落とした。

「だからこそ、きちんと考えたい。お前にとっても、俺にとっても、無理のない方法を」

「……うん。二人で考えよう」

「ああ」

脹相は頷き、私をそっと抱き寄せた。

けれど、その頭の中では、まだ先ほどの言葉がぐるぐると回り続けていた。

――俺がしたい方法でいい。

信頼されていることが嬉しい。
恋人として受け入れられていることが嬉しい。

そして何より、そんなことを無邪気に言ってくる彼女が、どうしようもなく愛おしい。

「……本当に、敵わないな」


脹相はそう呟いて彼女を自分の胸元に抱き込んだ。

今はまだ、顔を見られたくなかった
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