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③呪術廻戦〜脹相と恋人と絡み〜

第5章 秘密にしたほうがいい


「……おかえり」

脹相が立っていて、その顔を見た瞬間、私は我慢できなくなった。

「ただいま、脹相!」

靴を脱ぐと、真っ先に彼の胸へ飛び込んだ。

「……っ」

脹相は一瞬驚いたものの、すぐに私を抱きしめ返した。

「……おかえり」

大きな腕が、私の背中を包み込む。

「……会いたかった」

彼の声が耳元に落ちてきた。

「……私も。今日、廊下ですれ違ったとき、本当は凄く触れたかったんだよね」

「……俺もだ」

脹相は私の髪を優しく撫でた。

「人前では、あんなにも我慢しなければならないのだな」

「……うん。でも、こうして帰ってきたら、いっぱい触れられる」

私は顔を上げて笑った。

「脹相、大好き!」

彼は一瞬目を見開き、それから愛おしそうに目を細めた。

「ああ。……俺も愛している」

頬にキスが落ちる。

私も彼の頬にキスを返した。

「……ねえ、今日はいっぱい甘やかして?」

そうお願いすると、脹相は嬉しそうに私を抱きしめ直した。

「……そうだな。俺もそうしたい」

「やったぁ」

胸に顔を埋めると、彼の手がゆっくりと髪を撫でてくれる。

それだけで、今日一日の疲れが溶けていく気がした。

けれど、しばらくすると、脹相が私の顔を覗き込んだ。

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