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蜜月の君と胡蝶の姫【薬屋のひとりごと/R18】

第1章 その胡蝶、閨の教育係にて




壬氏は思わず頭を抱えたくなった。


姫としての教養とは···?気品は何処へ置いて来てしまったのか、いや、コイツは最初からそう言う奴だったかと、片手で自分の額をおさえた。


「如何されました?···わっ!?」


「来い。とりあえず···今日から閨教育係として、しっかり手解きしてもらうからな」


数秒後、壬氏はの手首を掴むと、寝台の所まで来れば、を横抱きにして寝台の上に降ろした。


壬氏が続いて寝台に登ると、に一気に顔を近づけた。


「っ、」


今更ながらに、照れてしまう。


「何を照れてる?これからそんなんで、俺に教えられるのか?」


(俺って···!?)


壬氏の一人称が元に戻っている事に驚きつつも、ペースを乱されてしまうは少なからずも混乱してしまう。


「えっ、え?壬氏様!?」


一気に距離を詰められ、肩を抱き寄せられてゆっくりと寝かされてしまったのは、の方だった。


「女性はどこを、どんなふうに触られたら感じるのか、俺に教えてくれ」


「いやぁ、あの、私が上で」


「···、それはまた今度だ」


言うや否や、柔らかい笑みを浮かべた壬氏はの唇に自分の唇を重ねた。


ぷにゅっとした柔らかな唇の感触に、壬氏は瞳を細めた。


「んうっ···!」


(···、もしかしなくても、閨教育なんていらないんじゃ···!?)


─て言うか、接吻なんて聞いてない!!


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