• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

【SPY×FAMILY】オペレーション・ヴェール【R指定】

第4章 OPERATION④



***



次の日の朝、ロイドはセリーナの部屋で身支度をした。

この3ヶ月で、セリーナのクローゼットの中にはロイドの服も増えていた。

ワイシャツをクリーニングに出し、仕上がったものをそのままセリーナの部屋に置いて帰ることもある。




クローゼットからワイシャツを選んでいると、指先にセリーナのスーツが触れた。

一瞬ロイドの指先が止まった。

(…リスクはあるが、やはり盗聴器を仕掛けてみるか)

ロイドはクリーニングされたワイシャツを取ると、同じ部屋で身支度をしているセリーナを視界の端で捉えた。



セリーナはロイドのそばに来ると、今日着るスーツを選んだようだ。

深い茶色のチェック柄が、セリーナの琥珀色の目とよく合うと思った。



スーツに袖を通すセリーナに、ロイドは手を伸ばした。

対象者に盗聴器を仕掛けること自体は難しくない。

小さな盗聴器は、スーツの襟の裏に簡単に隠せるからだ。



ロイドはセリーナの背後から、スーツの襟に触れた。

「!!!!」

その瞬間、ロイドの手首をセリーナの手が掴んだ。
/ 100ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp