【SPY×FAMILY】オペレーション・ヴェール【R指定】
第3章 OPERATION③
そう言ってセリーナの肩口に唇を押し付けると、口を開いて柔らかな肌に歯を立てた。
「っ……!」
セリーナから小さな声が漏れると、ロイドは自分の歯形を舐めた。
ゾクゾクッとセリーナの背中に刺激が走るが、セリーナはキッとロイドを睨んだ。
「…この変態サディスト…」
セリーナの言葉にロイドは一瞬目を見開いた。
そんな言葉を女性から言われたのは初めてで、ロイドは改めて自分が付けた傷と彼女の顔を見た。
琥珀色の瞳は涙で潤んでいて、彼女の小さな肩口には自分のものだと示すような傷がある。
ロイドは欲望のままにセリーナに自分の痕を付けたのだと自覚した。
他人と接触する時には、極力自身の痕跡を残さない『黄昏』が、セリーナにはしっかりと自分の痕を付けている。
ロイドはその事実に失笑すると、涙で濡れたセリーナの目元を親指で拭った。
「その言葉は甘んじて受けよう」
受けた辱めに対抗するように吐いたセリーナの言葉は、ロイドをさらに楽しませるだけだった。
ロイドはセリーナを抱き上げると、そのままベッドへ運んだ。