【SPY×FAMILY】オペレーション・ヴェール【R指定】
第3章 OPERATION③
ロイドの腕の中で、セリーナは力なく身を任せている。
ロイドは片手でしっかりとセリーナを抱くと、もう片方の手でセリーナの後頭部を優しく撫でた。
「…そう…、それでいい」
ロイドの体にぴったりと寄り添うセリーナに、恋人を宥めるような甘い言葉をかけた。
***
部屋に入るなり、ロイドは鍵を閉めた。
乾いた空気にカチリと金属音が響くと、ロイドは部屋に来るまでずっと離さずにいたセリーナを強く引き寄せる。
ベッドに向かうより先に、ロイドはセリーナの髪を引き上げ、彼女の顔を上向かせるた。
セリーナがどんな顔をしているのか確認する前に、ロイドはセリーナの唇に貪るように食いつきながら舌を絡める。
セリーナは苦しそうな声を漏らしたが、彼は気にせずにさらに奥深くに舌を押し入れた。
掴んでいた髪を離すと、ロイドの手は後頭部から下に移動して、撫でるようにセリーナの背中を辿った。
するとスーツの上からでも背中に下着の線が確認できた。
さすがに今日は下着をつけているのだと小さな笑みが漏れたが、必要のないものなので、ロイドは片手で服の上から金具を外した。