【SPY×FAMILY】オペレーション・ヴェール【R指定】
第3章 OPERATION③
ロイドはセリーナの顎先を引き上げて、彼女の唇を自分の方へ向けさせた。
ぷっくりとした唇をロイドの親指がゆっくりとなぞる。
セリーナは真っ直ぐにロイドを見ていた。
琥珀色の瞳に自分の姿が映ると、ロイドはゆっくりと顔を近付ける。
セリーナが瞼を閉じると、ロイドの唇がセリーナの唇に触れた。
セリーナの背中に回していた手は、彼女のうなじを辿り、絹のような髪に指を絡めた。
ロイドの指がセリーナの髪を掴むと、痛みを感じない程度にセリーナの首を後ろに傾ける。
セリーナの手がロイドの胸元に添えられた。
セリーナの唇から小さな声が漏れると、ロイドは舌でセリーナの唇を割った。
ロイドの舌が奥深くに入り込むと、セリーナの体は強張ってロイドの胸元の服を強く掴んだ。
逃げ回るセリーナの舌に執拗に絡め、体を引こうとする彼女を強く抱きしめた。
セリーナの背中が壁にぶつかり、それ以上逃げることができず、セリーナはただロイドの口付けを受け止めるしかなかった。
セリーナの体から力が抜けたころ、ロイドはやっと唇を離した。