【SPY×FAMILY】オペレーション・ヴェール【R指定】
第1章 OPERATION①
彼女はロイドの手に合わせて、そっと体を傾けた。
ロイドがファスナーを下ろしきると、彼女のドレスがわずかに緩んだ。
背中には下着の紐一つなく、滑らかな白い肌が露わになっている。
ロイドは彼女の肩に指をかけると、ゆっくりとドレスを滑らせた。
胸元を支える下着すら身につけていないことに気が付き、ロイドは一瞬目を見張った。
ワインレッドのドレスが足元に滑り落ちると、黒いレースのガーターベルトが露わになった。
細い腰に沿うレースから四本の紐が伸び、透けるストッキングの履き口を留めている。
ロイドは一瞬、その繊細な装飾に目を留めた。
大胆に背中を開いたドレスの下に、こんな装いを隠していたとは。
普段は抑え込んでいる衝動が、ロイドの内側にじわりと広がった。
彼女は身を隠そうともせず、ロイドの首に腕を回した。
挑発するような彼女の視線に、ロイドは渇いた喉を潤すように唾を飲み込んだ。
彼女は腕に力を込め、ロイドの体を引き寄せた。
「…私、普段はこんなことしないわ」
彼女の柔らかい胸が、ロイドの胸元に触れた。
「…そう言ったら、あなたは信じる?」