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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第16章 雄英文化祭編


「何、笑ってやがる」

「え?」

「メイド喫茶って聞いて、何か思い出した顔してただろ」

妙なところで鋭い。

おもちは一瞬だけ目を瞬かせると、すぐにいつもの微笑みを浮かべた。

「ううん。ちょっと、昔のことを思い出しただけ」

「……ふぅん」

爆豪は納得していない顔をしたが、それ以上は追及しなかった。

ただ、彼女が何を思い出していたのか、少し気になっていた。

――メイド喫茶、ねぇ。
彼女がメイド服を着たら。
そこまで考えたところで、爆豪は眉間に皺を寄せた。

……何考えてやがる、俺は。
一方、上鳴の提案に、もう一人黙っていられない男がいた。

「ぬるいぞ!!上鳴!!」

峰田が勢いよく立ち上がった。

「はぁ!?」

「メイド喫茶だと!?そんな生ぬるいもので、青春を謳歌できると思っているのか!?」

「いや、何でそんなに熱くなってんだよ!」

峰田は机に両手をつき、ギラギラと目を輝かせた。

「いいか!メイド喫茶というものはだな……!もっとこう、男の夢と希望と、そして……おっぱ――」

「……」

その瞬間。

蛙吹が、すっと峰田の背後に回った。

「峰田ちゃん」

「ん?」

「少し、静かにしましょうね」

にこりともせずに告げると、蛙吹は慣れた手つきで峰田をぐるぐると簀巻きにした。

「ぐえっ!?ちょ、待っ……!?」

あっという間に手足を拘束され、床に転がされる峰田。


蛙吹はその仕上がりを確認すると、顔色一つ変えずに佐藤へ尋ねた。

「佐藤ちゃん、重りあるかしら?」

「えっ、重り!?」

佐藤が思わず聞き返す。

「このままだと、また何か言いそうだから」

「いや、ちょっと待て!俺、まだ何もしてねぇだろ!?」

「今からするところだったでしょ」

耳郎が冷たく言い放った。

「ぐぬぬぬぬ……!!」

峰田の抗議は、簀巻きの中から虚しく響くばかりだった。

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