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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第15章 死穢八齋會


彼女は、誰かに寄りかかるという生き方をしてこなかった。


困ったら、自分で考える。

迷ったら、自分で決める。

怖くても、自分で進む。

誰かに助けを求めるより先に、自分でどうにかする。
それが、彼女にとっては当たり前だった。


だから今回も。

公安から呼び出されたことを、誰にも話さなかった。


「…………」


机の前に座り、資料を眺める。

雄英内部の内通者。

その言葉だけが、頭の中を何度も巡っていた。

誰かに相談すればいい。

そう思わないわけではない。



けれど。
――誰に?
オールマイトに?
デクに?
爆豪に?
轟に?
それとも、先生に?

誰かに話した瞬間。

自分が抱えているものを、その人にも背負わせることになる。



それが嫌だった。


だから。


また一人で考える。

一人で決める。

一人で動く。

「……大丈夫」


誰もいない部屋で、そう呟いた。



自分に言い聞かせるように。
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