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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第11章 入れ寮 ハイツアライアンス


そんな空気の中。

「……おい、上鳴」

爆豪が、唐突に口を開いた。

「え?何、爆豪?」

「来い」

「いや、どこに――って、ちょっ、引っ張んなって!」

爆豪は上鳴の襟首を掴むと、そのまま植え込みの陰へと連行していった。

「え、何が始まるの?」

芦戸が首を傾げる。
その直後だった。


バァンッ!!


植え込みの向こうから、突然、爆発音が響き渡った。

「うわああああっ!?」

続いて、バチバチバチッ!と激しい電撃音。

「ちょっ、何やってんのよ、あいつら!」

耳郎が思わず声を上げる。
一同が植え込みへ視線を向けていると、やがて、もぞもぞと人影が現れた。

「ウ、ウエーイ……」

そこから出てきたのは、上鳴だった。
髪はぼさぼさ、目はどこか遠くを見つめ、口元はだらしなく緩んでいる。

見るからに、個性を使いすぎた人間の姿だった。

「……ぷっ」

耳郎が口元を押さえた。

「ちょっと、上鳴!何その顔!」

「ウエーイ……?」

「アハハハハハッ!!」

とうとう耳郎が吹き出し、佐藤も腹を抱えて笑い始める。

「おいおい、上鳴!何やってんだよ!」

「待って、顔!顔がヤバいって!」

芦戸まで笑い出し、さっきまで張り詰めていた空気が、あっという間に崩れていった。
上鳴は状況を理解していないのか、ふらふらと歩きながら、相変わらずの調子で呟いている。

「ウ、ウエーイ……」

「もうやめて!お腹痛い!」

耳郎は涙まで浮かべていた。
相澤は額に手を当て、深いため息をついた。

「……お前ら、入寮初日から何をやってる」

爆豪はそんな騒ぎなど気にも留めず、植え込みから出てくると、今度は切島の前に立った。

「おい、切島」

「ん?何だ、爆豪」

爆豪はポケットから取り出したものを、切島の胸元へぽんと投げた。
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