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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第11章 入れ寮 ハイツアライアンス


入寮のために集まった生徒たちが一通り再会を喜び合った頃、相澤が腕時計を確認し、全員に視線を向けた。

「時間だ。全員、静かにしろ」

その一言で、賑やかだった場が一気に静まり返る。
相澤はいつもの眠たげな目で生徒たちを見渡すと、淡々と口を開いた。

「寮に入る前に、一つ話しておくことがある」

その声音に、何人かが背筋を伸ばす。

「今回のオールマイトの引退がなければ、俺は爆豪、おもち、耳郎、葉隠以外の全員を除籍処分にするつもりだった」

「……えっ?」

誰かが小さく声を漏らした。
あまりにも唐突な言葉に、クラスメイトたちは一斉に顔を上げる。

緑谷も、飯田も、切島も、言葉を失っていた。

「ヒーローの資格も持たないお前たちが、勝手に戦場へ足を踏み入れた。独断で爆豪の救出を計画し、実行した。どんな理由があろうと、看過できる行為じゃない」

相澤の声に、容赦はなかった。


「結果的に爆豪を救出できたからといって、許されるわけじゃない。相手がどれほど危険なヴィランだったか、もう忘れたのか?」

生徒たちは押し黙った。
あのときの光景が脳裏をよぎる。
瓦礫の向こうに立つオール・フォー・ワン。圧倒的な力を前に、身体が動かなかった自分たち。

そして、その腕に抱えられていた、意識を失ったおもちの姿。

助けたいという気持ちは本物だった。

けれど、気持ちだけでどうにかできる相手ではなかった。


「お前たちがしたことは、結果がどうであれ、ヒーローを目指す人間として許されることじゃない。自分たちの行動が周囲にどんな影響を及ぼすのか、もう一度よく考えろ」


相澤は一度言葉を切り、さらに続けた。


「ただし、今回は除籍処分にはしない。その代わり、これからの学生生活で結果と実績を残して挽回しろ。口先だけの反省なら必要ない。行動で示せ」


「……はい」

緑谷たちが、揃って頭を下げた。
その場には、重苦しい沈黙が流れた。
自分たちの判断を止められなかった者たちも、苦虫を噛み潰したような顔をしている。

誰も、相澤の言葉に反論することはできなかった。
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