• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第9章 林間合宿


一方、その頃。
肝試しのために森へ入っていたA組の生徒たちは、まだ異変に気づいていなかった。

「うわっ!今の絶対先生だろ!」

「いや、あれはピクシーボブさんじゃない!?」
騒がしい声が森の中を飛び交う。
だが、次の瞬間。
遠くから、爆発音が響いた。


ドォンッ!!
生徒たちが一斉に足を止める。

「……今の、何?」

轟が顔を上げた。
もう一度、爆発音。
今度は、複数の方向から。
続いて、悲鳴が夜の森を裂いた。

「な、何だよ……?」

轟の表情が、一瞬で険しくなった。
「……訓練じゃない」
その直後、森の奥から何者かが駆けてきた。

「ヴィランだ!!」

誰かが叫んだ。
夜の静寂は、完全に破られた。
林間合宿を襲ったのは、偶然居合わせた敵ではない。

雄英の生徒たちを狙い、周到に準備された襲撃だった。

そして、その標的は一人ではなかった。


爆豪勝己。
そして、個性を失ったおもち。

ヴィラン連合は、二人を手に入れるために動き出していた。
その事実を、まだ誰も知らない。

ただ一人、彼女が消えたことを知る者を除いて。
/ 603ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp