第7章 期末テスト編
期末試験、結果発表。
期末試験の全日程が終了し、1年A組の教室には、どこか落ち着かない空気が漂っていた。
筆記試験は全員がクリアした。
しかし、問題は実技試験だ。
「……それじゃあ、実技試験の結果を発表する」
教壇に立った相澤が、手元の書類をめくった。
相澤は書類から顔を上げた。
「瀬呂、上鳴、佐藤、芦戸、切島」
呼ばれた五人の肩が、ぴくりと跳ねる。
「お前らは赤点だ」
「「「「「えええええええっ!?」」」」」
五人の絶叫が教室中に響き渡った。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ先生! 俺、ちゃんと頑張ったっすよ!?」
上鳴が机に手をついて叫ぶ。
「頑張ったかどうかじゃねぇ。結果がすべてだ」
相澤は一切表情を変えない。
「そんなぁ……!」
芦戸が頭を抱えた。
「俺も赤点かよ……。くそっ、もっとやれたはずなのに!」
切島も悔しそうに拳を握る。
瀬呂と佐藤も、それぞれ落胆した様子で肩を落としていた。
「……まあ、実技は相手が相手だったしな」
瀬呂がぼそりと呟く。
「言い訳するな」
「ですよね……」
即座に切り捨てられ、瀬呂は口を閉じた。
彼女は赤点を告げられた五人を見て、少しだけ眉を下げた。
それぞれの実技試験で、何かしらの課題が残ったのだろう。今回の試験は、単純な戦闘能力だけでなく、状況判断や教師への対処も問われるものだった。