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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第7章 期末テスト編


実技試験終了後


保健室には、満身創痍の三人が運び込まれていた。

「まったく、あんたたちは毎度毎度、どうしてこうなるんだい!」

リカバリーガールは呆れた声を上げながら、ベッドに横たわる緑谷の腕を治療していた。

「す、すみません……」

「謝るくらいなら、最初から無茶をするんじゃないよ。治してもらえば何でも済むと思ったら大間違いだからね」

「はい……」
緑谷は小さくなって頷いた。

その隣のベッドでは、爆豪が意識を失ったまま横になっていた。全身に疲労が蓄積しているうえ、試験の最後には限界を超えて動いていたのだ。リカバリーガールの治療を受けても、すぐには目を覚ましそうになかった。

そして、もう一つのベッドには彼女が座っていた。

服はところどころ汚れ、長い髪も乱れている。普段なら決して見せないような姿だったが、本人はさほど気にしていない様子で、静かに治療を受けていた。

「……よし。ひとまず、これで大丈夫だろう。ただし、今日は全員しっかり休むこと。特にそこの緑谷、あんたは自分の身体をもっと大切にしな!」

「は、はい!」

リカバリーガールが三人を順番に確認し終えた頃、保健室の扉が開いた。

「失礼するよ」

入ってきたのは、オールマイトだった。

いつもの明るい笑顔は控えめで、どこか申し訳なさそうな表情を浮かべている。


彼はまず、ベッドで眠る爆豪を見た。
「爆豪少年は、まだ目を覚まさないのか」

「体力の限界だったんだろうね。しばらく眠らせておきな」

「そうか……」
オールマイトは安堵したように息を吐くと、彼女の方へ向き直った。

「おもちくん。少し、いいかな?」

「はい。何でしょう?」
彼女はいつもと変わらない口調で答えた。

その様子を見て、オールマイトはわずかに眉を下げる。

「まずは、謝らせてほしい」

「……?」

「試験の最後だ。君の髪をつかんで、無理に引き止めてしまっただろう」

彼は自分の手を見下ろした。

「試験官として、君たちの限界を見極める意図があった。だが、あんな乱暴なやり方をする必要はなかった。すまなかったね」

彼女は一瞬だけ目を瞬かせた。
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