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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第4章 雄英体育祭編


――その直後。

「ちょっと待ちな、あんた」

リカバリーガールの声が、室内に響いた。
彼女はゆっくりと振り返る。

「……はい?」

「今のは何だい?」
その目は、先ほどまでとは比べものにならないほど真剣だった。

「身体の損傷を、直接回復させたのかい? 私の個性とは違う。自然治癒力を促進しただけじゃない……。あんた、何をしたんだい?」

「ええと……」

「待ってくれ、私からも聞きたい!」
今度はオールマイトだった。

「君の個性は、いったい何なんだ!? 身体を回復させる能力など、今まで一度も聞いたことがないぞ!」

二人の視線が、彼女に集中する。
逃げ道は、なかった。
彼女は小さく瞬きをした。

(……しまった)

まさか、こんなところで。
こんな形で自分の個性の一端を見せることになるとは、思っていなかった。

「……企業秘密、ということで」

「「駄目だ!!」」
見事に声が重なった。

彼女は思わず肩をすくめる。
「……ですよねぇ」

オールマイトは身を乗り出した。
「君は一体、どこまでのことができるんだ!? 負傷した身体を回復させることができるのか? 骨折にも対応できるのか? それに、今の光は――」

「オールマイト、質問は一つずつにしな!」
リカバリーガールが制止する。
だが、彼女自身も疑問を抑えきれない様子だった。

「……まったく。あんた、私に隠していたね?」

「隠していたというか……必要がなかったというか……」

「言い訳は後だよ」
リカバリーガールは腕を組んだ。

「今の能力について、きちんと説明してもらうからね」

彼女は困ったように笑った。
目の前には、興味津々のオールマイト。
そして、逃がすつもりのないリカバリーガール。

「……説明してもらおうか」

オールマイトの声から、いつもの明るさが消えていた。
隣ではリカバリーガールが、彼女の指先を凝視している。
ベッドの上では、緑谷が静かに眠っていた。先ほどまで苦痛に歪んでいた顔は穏やかになり、両腕の損傷も、彼女の介入によって治療を続けられる状態まで軽減されている。

「骨だけじゃない。筋肉にも、血液にも、あんたは何をしたんだい?」
彼女は一度、眠る緑谷に視線を落とした。
それから、観念したように口を開く。
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