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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第4章 雄英体育祭編


雄英体育祭・関係者控室。
大型モニターには、先ほどの一年A組の女子たちが映し出されていた。

そして――。
彼女のウインクが、画面いっぱいに映る。
『個人戦、頑張ってくれたら――ご褒美、あげちゃおうかな?』
ぱちん。
「…………」
ホークスが固まった。
数秒後。

「…………マジかよ」
両手で頭を抱える。

「マジかよぉぉぉぉ!!」

「うるさいぞ」
隣に座っていたエンデヴァーが眉を寄せる。
だがホークスは止まらない。

ホークスはモニターを指差した。
「見ました!? 今の!」

「見た」

「見ましたよね!?」

「見た」

ホークスはソファに崩れ落ちた。
「くっそ……!」
頭を抱えたまま、天井を見上げる。

「俺、昼休みに会えたのに……」

「……」

「でもその時は体操服で煙草吸ってて、イレイザーヘッドに怒られてて……」

「何だそれは」

「いや、それもそれでレアなんですけど!」

「知らん」

「そのあと、こんな格好するなんて聞いてない!」

「誰が聞かせるんだ」
ホークスは再びモニターを見る。
ちょうど画面には、彼女が笑顔でポンポンを振っている姿が映っていた。
ホークスが小さく呟く。

「……悔しい」

「何がだ」

「めちゃくちゃ悔しい」

「大げさだ」

「大げさじゃないですよ」
ホークスは真剣な顔で画面を見つめる。

「普段のおもちから、あんなの想像できます?
エンデヴァーは黙り、改めて画面を見る。
笑っている。
手を振っている。
ウインクまでしている。

観客を煽り、クラスメイトを応援し、完全に体育祭を楽しんでいる。

「…………」
エンデヴァーの眉間に深い皺が刻まれた。

「……分からんな」

「ですよね?」

「公安で見ている姿と、別人に見える」

ホークスも少しだけ真面目な表情になった。
「俺も最初はそう思いましたよ」

「……」
エンデヴァーは画面を見ながら呟く。

「公安の人間として会う時は、もっと……」

言葉を探す。

「隙がない」

「そうそう」

「冷静で、周囲を常に見ている」

「そうなんですよ」

「任務中など、まるで別人だ」

「分かります?」
ホークスが少し嬉しそうに身を乗り出す。
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