• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第2章 雄英高校入学編


雄英高校に入学して、数日、戦闘訓練に向けて、1年A組ではヒーローコスチュームの制作が始まっていた。

「どんなのにしようかなぁ」

「やっぱり派手なほうがヒーローっぽいだろ!」

「私は機能性を重視したいですわ」

教室のあちこちで、生徒たちが思い思いのデザインを考えている。

そんな中、

彼女もまた、自分のコスチューム案を前にしていた。


「……」


いつものように静かな表情。
けれど、その手は、いつもよりずっと速く動いていた。


紙に線を引く
消す
また描く

「ここは邪魔になる……」

「この形なら動ける」

「でも、これだと視界が狭い」

次々と案を書き込んでいく。

普段の彼女を知るクラスメイトからすれば、少し意外な光景だった。

「……あれ?」

麗日が彼女の机を覗き込む。

「おもちちゃん、めっちゃ楽しそうじゃない?」

「え?」


彼女が顔を上げる。


「そう?」

「うん!」

八百万も隣から見る。
「確かに……いつもより表情が柔らかいですわ」


「そんなに?」


彼女は自分の顔に触れる。

自覚がなかった。
ただ、楽しかった。
本当に
/ 603ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp