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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第4章 雄英体育祭編


「まだ競技は残ってるんでしょ?」

「……」

「だったら、次で一位を取ればいいじゃない」

「……」
爆豪の顔が、少しずつ変わっていく。

「……チッ」
腕を振りほどく。

「言われなくても分かってんだよ」
切島と上鳴が顔を見合わせる。

「……落ち着いた?」

「たぶん」

「どーどー、効いたな」

「だから馬じゃねぇ!!」

「うわ、復活した!」

「どーどーどー!!」

「だからやめろォォォ!!」
再び騒ぎ始める三人を見ながら、彼女は思わず吹き出した。

「ふふっ」

「……何笑ってんだ」
爆豪が睨む。

「だって……」
彼女は口元を押さえながら笑う。

「面白いから」

「……チッ」
爆豪は舌打ちしながらも、ふと彼女を見た。
その視線が、ほんの少しだけ変わる。

「つか、てめぇ……」

「?」

「何だ、さっきの個性」
低く呟いた。

「操作系の個性かよ、クソが」
その言葉に、彼女は少しだけ目を細める。

――障害物競走。
大型ロボットを、まるで自分の手足のように悠々と操った。
巨大な岩壁を前にしても、そのロボットを使って大胆に飛び越えた。
そして最後の地雷原では、周囲の生徒たちが、一歩一歩慎重に足場を選んで進む中、彼女だけは、何の躊躇もなく歩いた。

地雷を踏んでも、爆発しない。
否、爆発させなかった。

「……」

緑谷も、その光景を思い出していた。

(ロボットを操った時もそうだった……)

ただ力任せに個性を使っているわけではない。
目の前にあるものを瞬時に分析して、自分にとって有利なものへと変えていく。

(あの個性……一体、どこまでできるんだろう)
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