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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第4章 雄英体育祭編


地雷原。
無数の地雷が埋め込まれたその場所を、生徒たちは慎重に進んでいた。

「そこ、危ない!」

「右! 右に地雷あるぞ!」

「くそっ……どこに埋まってるんだ!?」
一歩ごとに足を止め、地面を確認する。
少しでも判断を誤れば――爆発。
そんな緊張感に包まれた地雷原で。

「…………」
彼女だけが、涼しい顔をして歩いていた。

まっすぐ前を見つめ、迷うことなく、一定の速度で。

「……え?」

観客席の一角から、疑問の声が上がる。
「おい……あの子、避けてないぞ?」
「え?」
「地雷、踏んでないか!?」

彼女の足元には確かに、地雷がある。
彼女の足が、その真上へ落ちた。
――カチッ。

「「「…………!!」」」
一瞬、スタジアム中が静まり返った。
誰もが次の瞬間を待つ。


――ドォン!!
……とはならなかった。

「…………あれ?」
観客の一人が、間の抜けた声を漏らす。
彼女は何事もなかったかのように、そのまま歩いている。

「え?」

「爆発……しない?」

「今、踏んだよな!?」

「踏んだ!! 絶対踏んだ!!」
ざわざわと観客席が揺れ始める。
そして彼女はまた一歩。
――カチッ。
また地雷を踏んだ。
「「「えええええええ!?」」」

今度こそ、スタジアム中から驚愕の声が上がった。

『オイオイオイオイ!!』
プレゼント・マイクの声が響き渡る。

『今、踏んだよなァ!? 踏んだよなァァァ!?』

『地雷を!! モロに!! 踏み抜いたァァァ!!』

観客席からも、
「爆発しろー!!」

「いや、しちゃダメだろ!!」

「何で作動しないんだ!?」

「どうなってんの!?」

「地雷、壊れた!?」
次々と声が飛び交う。

しかし、彼女は振り返りもしない。

「…………」
ただ、静かに右手を上げた。
その瞬間、彼女を中心に、空気が変わった。

『……!?』
プレゼント・マイクの声が一瞬止まる。
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